株式会社西武ライオンズ

自分のこれまでの経験が
部署を越え全社を支えている

事業部 事業企画グループ
アシスタントマネージャー
岩根いわね 良輔りょうすけ 2019年入社
※2022年6月時点の内容です。

新卒で入社した保険会社ではシステム関係の部署に所属。保険を契約している顧客の情報を管理するシステムや、顧客向けマイページなどの企画開発に携わる。やりがいがあり不満はなかったが、他の会社も見てみたいと転職活動をスタートし、2019年に西武ライオンズに入社。休日はキャンプに行ったり、こどもと過ごしたりしてリフレッシュ。こどもが大きくなったときに、一緒に趣味のキャンプに行くのを楽しみにしている。

今のお仕事について

■部署や仕事内容を具体的に教えてください

公式アプリやチケット認証システムなど野球興行を支える仕組みをDX化

事業部は、野球興行に関する事業全般を部内の各グループでそれぞれ担当しています。私の所属する事業企画グループは、主にデジタル活用・DX化を中心に、中長期的な目線でどのような施策を実行していくべきかなどを検討しています。

私が携わった案件として、公式スマートフォンアプリやチケットやファンクラブ会員証を認証するシステムの開発などがあります。そのほか、施策を検討するために必要なデータ分析や稼働しているシステムの今後についてなど、先を見据えて準備をする業務を担当しています。

■仕事のやりがい、大変なことはなんですか?

ファンの皆さまからのダイレクトな反応が、やりがいに寄与

私の仕事は公式スマートフォンアプリやチケット認証システムなど、ファンの皆さまに直接利用いただくことが多く、皆さまの反応がやりがいになっています。SNSで反応を見ることもありますが、チケット認証システムの稼働初日は、球場の入口でお客さまの様子を見守っていました。「便利だね」と声が聞こえたときは、苦労も吹き飛びましたね。

ときには急なトラブルに見舞われることもあります。以前、開場時間の少し前に認証システムが停止したことがありました。チケットや会員証が認証できないと入場いただけませんが、時間になれば試合は予定通りに始まります。システムがすぐに復旧できなかったため、現場と相談しアナログで対応して、なんとかファンの皆さまに試合を観戦していただけました。即座に状況を把握し、どう対処するのかを判断することも必要なので、日頃から現場と連携を取ることの重要性を感じました。同じようなトラブルが起きないように気を引き締めて、日々業務に向き合っています。

■入社後、まずどのような仕事を任されましたか?

入社後すぐに採用面接時に提案していたアプリ開発の担当に

入社面接時に、ライオンズの公式スマートフォンアプリについての提案をしたところ「実は社内でその検討が始まっている 」との話があり、入社後すぐに担当となりました。

業務の進め方は前職とほとんど変わりませんでしたが、業界知識の必要性を感じ、わからないことは周りのメンバーに聞いたり、自らリサーチしたりしながら進めました。

■この会社で今後どのように成長していきたいですか?

新しいことに積極的にトライしていきたい

世の中の技術は日々進化しています。現状で満足するのではなく、ファンの皆さまのため、業務効率化のため、常に新しい情報を取り入れ、積極的に試していきたいです。

また、社内のメンバーから「こういうことをやりたいんだけど、どんなシステムを導入すれば良いか?」など、気軽に相談してもらえ、頼られる存在になっていきたいです。部署の枠を越えて、システムをうまく活用してミッションを達成するためのアドバイスなどをたくさんできれば良いなと考えています。

これまでの経験

■今までの経験はどれぐらいの割合で生かされていますか?

要件整理・プロジェクトマネジメントなど、業務の進め方は前職と変わりないのでこれまでの経験が大いに役立っていると思います。一方で、前職は保険会社だったのでその時の業務知識は直接的には役立っていません。システムを作るうえで必要となる野球業界の知識は、日々勉強しています。

1日の流れ

  • 9:30 出社

    私の所属する事業企画グループは、試合の開催有無で1日の流れが変わることはほぼありません。基本的にはデスクワークになります。出勤は試合に合わせたシフトも可能で、私は試合が好きなのと、ファンの皆さまの動きを直接知りたいということで、試合開始時刻に合わせた出勤をすることも多いです。

  • 10:00 メールチェック

  • 10:30 社内関係各所とミーティング

    新しいサービスや協力企業からの提案内容について話すことが多いです。
    また、試合での運用中に生じた課題に対して、システムの観点からどう解決できるかなどを話し合ったりもしています。

  • 12:00 ランチ

    お昼休憩は大体12時~14時の間に取ります。
    朝起きて作ったお弁当を休憩室で食べています。

  • 13:00 データ取得・分析・資料作成

    今後どのようなシステムを開発・導入すべきかを判断するために、必要なデータを収集・分析します。そのほか、自部署で立案する話だけでなく、他部署で利用を検討しているシステムの話などを資料にまとめたりしています。

  • 16:00 協力企業との打ち合わせ

    チケットシステムなどの既存システムの保守について話したり、データ分析に関する協業のディスカッションなどを行っています。
    打合せはオンラインで実施することも多いです。

  • 18:30 退社

試合のある日

ナイターゲームのある日であれば、あえて試合にあわせたシフト(例:13時出勤)にし、夜帰宅するといった働き方もあります。開場時間に合わせて球場に行き、来場されたファンの皆さまが、開発したアプリやシステムをどのように利用されているかチェックします。

西武ライオンズという会社について

■どのようなきっかけで会社を知りましたか?

見かけた広告からPLMキャリアにたどりつき、紹介されたことがきっかけ

転職サイトなどをいろいろと見ていましたが、なかなか自分の希望する業務での採用に出会えずにいました。そんな時にPLMキャリアの広告を見かけ、スポーツビジネスがおもしろそうだなと思っていたこともあり、話を聞いてみることにしました。自分の希望を伝えたところ紹介されたのが当社でした。もともと野球が好きだったこともあり、わくわくしたことを覚えています。

■転職活動の軸はなんでしたか?

経験は生かしながらも、新しいジャンルにトライしたかった

前職の会社で10年働き、新しい場所で改めてトライしてみたい、というのが転職の理由でしたが、転職サイトで仕事を探していると、多少ジャンルは違うものの前職と同じような業務ばかりでした。

これまでの経験を生かせるシステム関係の業務を軸に、新しいジャンルで働きたい気持ちに妥協することなく、転職先を探しました。

■なぜライオンズを選んだのですか?

仕事に熱心に取り組む社員の姿勢と明るく温かい雰囲気に惹かれた

他に興味のある転職先が見つからず、他社の面接を受けていないため比べられませんが、当社には直感的に良いなと思う雰囲気がありました。また、面接のときに出会った社員数人と話をしたときに、仕事に熱心に取り組む姿勢や仕事が好きという気持ちが社員に共通しており、社内が明るく温かい雰囲気であることを感じました。

自分もここで楽しく働けそうだと感じられたことが、入社の決め手です。

■社内にはどんな人が多いですか?

経歴も年齢もさまざまなメンバーが揃い、刺激的な意見交換ができる

転職者がほとんどのため、あらゆる業界からさまざまな人が集まっていると感じます。球団の従業員と聞くと男性ばかりのイメージを浮かべるかもしれませんが、女性も多く在籍しています。他の社員と話していると、自分にはない視点からの意見が多く出るので、とても勉強になっています。

また、明るい人が多いですね。試合開催日はオフィス内で野球中継が流れていて、ここぞというシーンでは仕事の手を一旦止めてみんなで盛り上がるなど、とても楽しい職場です。

■入社前と入社後のイメージの違いを教えてください

意思決定の早さと個人の裁量の大きさが、良い意味のギャップ

入社の前後で抱いていた印象はまったく変わらず、思った通りの会社でした。入社して実際に業務がスタートすると、周りがとても協力的で相談や依頼がしやすい環境があり、すぐに馴染めました。

また、前職と比較すると良い意味のギャップをいくつか感じました。まず、何をするにも意思決定のスピードが早いことに驚きました。また、個人の裁量が大きいことも驚きでした。理由や意図を説明すれば提案も聞いてもらえますし、内容が良ければすぐに実行するチャンスが与えられる環境だと思います。

未来のチームメイトへ

■どういう人にライオンズをおすすめしたいですか?

個人の裁量が大きく、自主的に挑戦したい人にぴったりの職場です

年齢や経験に関わらず、意見や提案に耳を傾けてもらえるため、アイデアが豊富で、自主的にいろいろやってみたい人にはとても楽しく働ける職場だと思います。

提案が良いものだと認めてもらえればすぐにゴーサインを出してもらえますし、個人の裁量も大きいのでやりがいがあります。一緒に新しいことに挑戦する仲間を待っています!

■転職活動中の人にメッセージをお願いします

さまざまな会社を見られる貴重な時間を活用して、納得のいく転職を!

転職活動は、普段はなかなか見られない会社を知ることができるチャンスです。それも社会人としての経験を経てからなので、新卒の就職活動の時とは違う視点で会社を見られると思います。

貴重な機会だからこそ、その時間を大事にして納得のいく転職ができるように、ぜひ楽しみながら取り組んでみてください。