プレスリリース
8月14日(水)のセレモニアルピッチに『成瀬は天下を取りにいく』作家宮島未奈さんが登場!当日限定オリジナルデザインステッカー配布
2024.07.22 | イベント
株式会社西武ライオンズでは、ベルーナドームで開催する8月14日(水)の福岡ソフトバンクホークス戦に、本屋大賞2024受賞作『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)の作家である宮島未奈さんをお招きし、試合前のセレモニアルピッチを務めていただくことなどが決定いたしました。なお、宮島さんがプロ野球のイベントに出演するのは初めてです。
提供:新潮社
「わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」と主人公・成瀬あかりが親友に宣言する場面から始まるこの小説は、閉店を1ヵ月後に控える地元滋賀県の西武百貨店に、ライオンズのユニフォームを身にまとった成瀬が毎日通い、テレビ局の中継に映ろうとするエピソードから始まります。また、書籍のカバーイラストも、ライオンズのユニフォーム姿の成瀬を描いており、ライオンズの描写があることでも話題になった一冊です。
このたびのコラボレーションイベントとして、当日は作家の宮島さんにセレモニアルピッチを務めていただきます。さらに、本イベントのためだけに特別に制作されたオリジナルデザインステッカーを、当日の観戦チケットをお持ちの方全員に配布いたします。このステッカーには、ライオンズのユニフォームを着た成瀬が、ライオンズの本拠地球場であるベルーナドームを背景に真っ直ぐ前を向きたたずむ姿を描いています。
宮島さんのコメントなど、詳細は以下のとおりです。
【宮島未奈さん コメント】
『成瀬は天下を取りにいく』の第一話「ありがとう西武大津店」は2020年8月末に閉店した西武大津店が舞台になっています。西武大津店では店内BGMに「地平を駆ける獅子を見た」が流れていて、埼玉西武ライオンズを身近に感じることができました。このたびベルーナドームでセレモニアルピッチの機会をいただき、とてもうれしく思います。ちゃんと投げられるか不安なので、がんばって練習していきます。
【栗山巧選手 コメント】
世間で話題になった小説の主人公が僕のユニフォームを着用して登場していると知って、驚きました。それがキッカケで野球の試合に目をとめてくれたというお友だちの行動にも胸を打たれ、どんなキッカケでも野球に触れてくれたことがうれしいです。ライオンズのユニフォームがご縁で実現するこのセレモニアルピッチで、宮島さんのナイスピッチングを楽しみにしています!
【宮島未奈さん プロフィール】
1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。2023年同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー。第11回「静岡書店大賞」小説部門大賞、第39回「坪田譲治文学賞」、第21回「本屋大賞」など15冠を獲得し話題となる。続編『成瀬は信じた道をいく』とあわせてシリーズ累計80万部を突破。
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