憧れの仕事をできる喜びを感じながら
さらなる大きな夢へ

リーダー
「夢はプロ野球選手」を公言していたこどもの頃、母親から渡された野球に関わる仕事にまつわる本をきっかけに中学生の頃から球団の従業員になることを決意。転職で球団の従業員になることを見据えてホテルの運営会社に新卒で入社し、ブッフェレストランのホールで2年半、コースレストランのホールで8ヵ月勤務。2018年に晴れて西武ライオンズに入社。現在は飲食まわり全般の業務を担当。
休日の楽しみはこどもの頃から大好きな特撮映像を見ること。活躍するヒーローを見て気持ちをリセットしている。
今のお仕事について

■部署や仕事内容を具体的に教えてください
球場グルメなど、飲食にまつわる全般の企画、運営、管理
現在私は、飲食物を販売する売店の協力企業とのやりとりや管理、グルメイベントの企画・実施、選手プロデュースグルメの企画・商品化など、飲食まわり全般の業務を担当しています。
試合開催日の場合、出社してすぐに来場予定者数や試合前後に実施するイベントなど、その日の試合に関する情報を把握し、ベルーナドームに出店いただいている企業に共有します。お客さまが来場されてからは、商品の売れ行きチェックや店舗の待機列の整理、トラブルの対処などを行います。
試合のない日には選手プロデュースグルメの検討や、今後販売する予定のグルメの企画、試合日に起きた問題の再発防止策の検討、協力企業との新規メニューの確認など、業務は多岐に渡ります。
■仕事のやりがい、大変なことはなんですか?
自分の仕事がライオンズやプロ野球の発展につながっていることを実感する毎日
ベルーナドームには約70店舗もの飲食店があり、その協力企業すべてと情報共有しコミュニケーションをとる必要があります。また、ナイターでの試合開催時は概ね22時ごろまでの勤務となり、連戦などに対応したシフト勤務のため、慣れるまでは大変だなと思うこともありました。しかし、自分の業務を通じてライオンズを、そしてプロ野球興行を支えるメンバーのひとりであることを感じられるので、大変なことも乗り越えられます。
また、ファンの皆さまが「#獅子まんま」をつけてSNSに投稿してくださるのを見るととてもうれしく思います。自分が考案したグルメに関する企画や選手プロデュースグルメへの反応は特に気になりますね。ファンの皆さまの声は、明日からの仕事への活力になっています。
■入社後、まずどのような仕事を任されましたか?
実際に店舗に立ち、現場の仕事・1日の流れや雰囲気を経験
フード&ビバレッジセールスグループは、飲食店における1日の流れやオペレーションをしっかりと把握しておく必要があります。入社してすぐは、当社直営店でお弁当などを取り扱っている「球弁」でレジの操作を覚えたり、店頭でお客さまに対応していました。
実際に現場に立つことで、店舗運営において大変な点や注意すべきことを学ぶことができましたし、何よりファンの皆さまがどのようにして商品を選ばれるのかなど、その後の業務に役立つことをたくさん吸収できた貴重な時間でした。
■この会社で今後どのように成長していきたいですか?
グルメからライオンズのファンを作っていきたい
今やっている業務をさらに発展させたいのはもちろんですが、チームメンバーのマネジメントにも力をいれ、チームのメンバーから頼られる存在に自分を成長させたいと思っています。
また、野球を観戦する方に食べていただくだけではなく、魅力的な企画やメニューを考え、ベルーナドームのグルメ「獅子まんま」 を目当てにご来場するお客さまを増やしたいと思っています。グルメをきっかけにライオンズのファンになっていただけるよう、今後もさまざまな取り組みに挑戦したいです。
これまでの経験
■今までの経験はどれぐらいの割合で生かされていますか?

ホスピタリティ、コミュニケーションの部分では、前職で培ったことの10割すべてが生かされています。グルメ関連の企画業務などは、前職での経験が直接生かせることが少ないのが現実です。
2021年にオープンしたアメリカン・エキスプレス プレミアム® ラウンジは、企画の段階からメンバーとして入らせてもらいました。
お客さまに楽しんでいただくブッフェエリアのオペレーションやメニュー開発に携われ、球団の従業員になるために選んだ前職が役立ったと強く感じました。
1日の流れ
ナイターゲームのある日
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13:00 出社
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13:30 試合前の運営ミーティング
その日にどんなイベントがあるか、来場者数などを把握し、ベルーナドームに出店している店舗とのミーティングの機会を設けて、それらの情報を共有します。
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15:00 開店準備
各店舗を回って、お客さまを受け入れられる環境が整っているかを確認します。
安心してお食事などを楽しんでいただくためにも、事前チェックを徹底しています。 -
16:00 開場~試合開始
開場してからは、飲食店の運営状況の把握や店舗前にできた待機列の整備など、店舗の営業が円滑に進むよう指示を出します。
レジやモニターのトラブルが発生した際は、店舗に行って状況を確認します。 -
18:00 試合開始
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18:30 夕食・休憩
夕食は試合開始後の落ち着いたタイミングに社員食堂でとることが多いです。
自分で実際に球場のグルメを食べることもあります。 -
20:00 試合中
次の日の試合情報を各店舗に伝えるための資料作成などを行っています。
基本的にはデスクで仕事をしていますが、トラブルなどがあった際には現場へ向かい対応します。 -
21:00 試合終了
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21:30 閉店
各店舗の売上データが正確にシステムに反映されているかを確認します。
店舗数が多く、1時間ほどかかります。 -
22:30 退社

試合のない日
9:30に出社し、定時に退社するスケジュールです。
基本はデスクワークで、グルメに関する新たな企画を考えたり、選手プロデュースグルメの販売準備をしたり、協力企業との新規メニューの確認をしたりするなど内容は多岐に渡ります。`
西武ライオンズという会社について

■どのようなきっかけで会社を知りましたか?
中学生の頃から球団の従業員になることが目標だった
幼少期から父親の影響でライオンズの試合を観戦していて、中学生の時にはファンクラブに入会して球場に通っていました。その頃から球団の従業員という職業があることは知っていました。
その後も球団の従業員になることを見据えて前職に就職したため、最初から当社のような組織があることは知ったうえで探していた、というのが正直なところです。
■転職活動の軸はなんでしたか?
プロ野球に関わることができる、球団の従業員という業種一択
球団の従業員になりたい一心だったので、転職活動時は特に球団を限定せずに探していました。大学の卒論はプロ野球について執筆し、就活時は倍率の高い新卒より球団の従業員として役立つ経験を得てから転職しようと考えるなど、プロ野球に関わる仕事がしたい、という幼い頃からの強い気持ちを軸に転職活動を進めていたところ、当社の募集を見つけました。
■なぜライオンズを選んだのですか?
新しいことに積極的に挑戦する風土に惹かれ、自分のスキルをライオンズで生かしたいと強く感じた
もともと好きな球団だったのも理由のひとつですが、転職を考えた時期に球場の大規模改修計画が発表され、採用選考の中でもボールパーク化のために新しい挑戦をたくさんやっていこうとする風土を感じました。それもライオンズを選んだ理由に大きく影響し、ぜひこの会社で働きたいと強く思いました。
球団の従業員としてプロ野球に携わる仕事がしたかったのはもちろんですが、それ以上に改修計画の具体的な内容を見て、前職で得た経験やスキルを使って貢献できることがたくさんありそうだと感じました。当社はベルーナドームのすぐ横にありますが、まさか自分が中学生のときに通った場所に、仕事で毎日通うことになるとは思っていませんでした。
■社内にはどんな人が多いですか?
スペシャリストぞろいで、明るいメンバーが揃う職場
各業界からの転職者がほとんどで、それぞれの業務のスペシャリストが揃っています。メンバーに共通して言えるのは、とにかく仕事熱心で性格が明るいこと。雑談や仕事以外の会話にも花が咲きます。
試合がある日はオフィス内のテレビで中継を流しながら業務をしており、みんなでチームの状況に一喜一憂しています。ライオンズに点が入ったときや華麗なプレーが出たときは、オフィス全体が盛り上がりますよ!もちろん、業務の視点も忘れずに見ています。たとえば、記録達成が間近の選手の動向はグルメの企画にも影響するためチェックを徹底するなど、仕事と応援のメリハリをつけています。
■入社前と入社後のイメージの違いを教えてください
部署を越えた連携があって初めて、興行やイベントが成立していることを実感
意外にも多くの部署があり、部署の枠を越えてたくさんのメンバーが連携して業務が成立していることを初めて知りました。イベントやグルメなど試合興行にはたくさんの準備が必要で、実施するまでに多くの時間と人が関わっていることを感じました。
未来のチームメイトへ
■どういう人にライオンズをおすすめしたいですか?
仕事と人に誠実で、挑戦心がある人を待っています!
ライオンズを支える業務は、各部署だけで完結することはほとんどありません。メンバー、他部署、関係各所のことをしっかりと考え、向き合える誠実な方と仕事をしたいです。
また、当社には提案をしっかりと聞いてもらえる環境があります。ライオンズを支えるため、プロ野球を盛り上げていくために新しいことに挑戦したい方は、ぜひ応募してみてください。
■転職活動中の人にメッセージをお願いします
せっかく転職を決めたなら、本当にやりたいことに挑戦を!
自分のやりたいことにしっかりと向き合い、「やりたい!」と心から思ったことで携われる仕事は何か、じっくりと検討してみてください。
私は飲食企画運営の仕事を担当していますが、他にもグッズ開発やスポンサー営業、アプリ開発など全く違う業務でライオンズを支えているメンバーもいます。やりたいことの周りにどんな業務があるのか、情報をしっかりキャッチしてトライしてみてください。